産後発育不全の極早産児における腸内細菌叢とメタボロームの成熟異常
Disrupted Maturation of the Microbiota and Metabolome among Extremely Preterm Infants with Postnatal Growth Failure
産後に発育不全となった極早産児の腸内細菌叢では、多様性が低く、Enterobacteriaceaeに含まれる病原性細菌が多数を占め、Veillonellaといった絶対嫌気性細菌が不足していた。メタボローム解析では、血漿中のアシルカルニチンや脂肪酸、脂肪分解や脂肪酸酸化に伴う副産物群の上昇が見られた。また、機械学習により発育不全児の腸内細菌叢やメタボロームの成熟遅延パターンを明らかにした。本研究によって、極早産児の発育不全において、介入によって改善できる可能性を持つ腸内細菌叢および代謝不全のターゲットを新たに同定することができた。
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著者名 |
Younge NE, Newgard CB, Cotten CM, Goldberg RN, Muehlbauer MJ, Bain JR, Stevens RD, O'Connell TM, Rawls JF, Seed PC, Ashley PL. |
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文献名 |
Sci Rep. 2019 Jun 3 |
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