試験・検体に関する注意事項

試験方法

ご依頼いただきました検体からDNAを抽出精製いたします。その後、増幅用PCR・バーコードラベル化PCRを経て菌のDNAを増幅し、イルミナ社製次世代シーケンサーMiSeqを用いて16S rRNA遺伝子配列を検出いたします。

試験日数

試験にかかる日数につきましては、ご依頼いただく検体数や情報解析に依存する為、ご依頼者様とのお打合せにより決定させていただきます。

検体の採取条件

ヒト便の採取には、株式会社テクノスルガ・ラボにて市販されている採便容器(固定液・ブラシ付)をご使用ください。ヒト唾液の採取には、OMNIgene®・ORAL唾液用(OM-501)をご使用ください。検体の採取後は速やかに下記保存条件に従って保存してください。

検体性状、必要量および保存条件

種類 生物種 性状 必要量目安 保存条件
糞便 ヒト 凍結
(-20℃以下)
小豆大 -20℃以下
採便容器
(要冷蔵)
当社提供
説明書参照
冷蔵
マウス 凍結
(-20℃以下)
2~3粒 -20℃以下
唾液 ヒト 凍結
(-20℃以下)
1ml前後 -20℃以下
採取容器
(要冷蔵)
当社提供
説明書参照
冷蔵

検体受け入れ条件

現在の検体受け入れはBSL1までとさせていただいております。万が一、測定中に危険な感染性検体であることが判明した場合、感染防御感染拡大抑制の為に検体の希少性等如何に問わず滅菌処分等の対応をさせていただくことがございますのでご了承ください。

測定後の検体の取り扱い

測定後の検体は、責任をもって処分させていただきます。

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