血糖値に関連した腸内細菌叢差異の年齢層別比較分析

Age-stratified comparative analysis of the differences of gut microbiota associated with blood glucose level.

  年齢および血糖値は腸内細菌の組成に影響を与えていた。75歳以下に比べ、76歳以上での腸内細菌叢への影響はより大きく、血糖値と腸内細菌叢の研究では年齢を考慮することの重要性が示唆された。76歳以上で血糖値とより強い相関が見られる菌種も見出しており、血糖が通常の群ではLachnospiraceaeやBacteroidesが多く、血糖が高値の群ではLactobacillusやBifidobacteriumが多いことが確認された。

著者名	Enqi W, Huanhu Z, Ritu W, Dan X, Han L, Baili W, Gangyi S, Shuchun L.
文献名	BMC Microbiol. 2019 May 27;19(1):111.
URL	https://bmcmicrobiol.biomedcentral.com/track/pdf/10.1186/s12866-019-1466-y